銀行消滅

最近、様な信用のあらたな創造が行われている。

代表的な例は仮想通貨である。

この仮想通貨は誰かが保証している訳ではなく、この市場に入っている人たちの信用によって成り立っている。

それが最近、企業という器がこの信用に乗っかって、新たな信用に付加価値が加わろうとしている。

この信用の創造の過程の中で中央銀行下の一般銀行の存在価値が揺らぎ始めている。

そしてこの文脈に沿って銀行が消滅するという論評もされている。

私もこの論評に納得がいくので、私個人も銀行は消滅すると思っている。

この状況を見てみると、盛者必衰の理が浮かび上がってくる。

銀行と言えば、少し前は高収入職種と言われ、昨今の就職ランキングでも上位に来ている。

ところが昨今の銀行の動きを見ていると、銀行が行ってきた業務の消滅が起こりつつある。

業務が消滅するとは人はいらないのである。

これから銀行員の大量減少は見えている。

そして銀行の存在意義も問われている。

こんな状況の中でどのように生存していくかという問いが各銀行の頭取に突き付けられている。

こんな中でさすがと思う銀行がある。

それは三菱東京UFJ銀行である。

もうまもなく三菱UFJ銀行に名前が変わる銀行である。

昨日の毎日新聞の記事を引用します。

三菱が取引所開設へ価格安定図る

この記事と以前からの流れを見てみると、どうやら三菱UFJ銀行は現在の日銀ではなく、三菱UFJ銀行自身が中央銀行になる事によって生存しようと意図が見受けられる。

これは多分、日本国債が破綻したらというシミュレーションを行った事から始まっている。

このシミュレーションをやった事を金融庁から怒られ、その瞬間からこの中央銀行になる野望が膨らんだのではないかと思う。

これから三菱UFJ銀行は中央銀行としての役割確立しつつ、銀行の本来の役割に特化しようとしている。

銀行の本来の役割とは全国銀行協会から引用します。

経済活動と銀行の役割

経済社会を血液のようにめぐるお金。

人企業国自治体は、

お金の流れが止まれば活動がストップしてしまいます。

銀行は人企業国自治体などにお金という血液を送り込む心臓のような存在といえます。

経済社会の心臓として銀行が担う役割

銀行はお金を安全に保管、管理する、お金を貸し出すなど、様な役割機能を持って経済活動に貢献しています。

お金を安全に保管、管理する役割

銀行は預金としてお金を預かります。

預金する側は火災、盗難などのリスクを回避でき、自分で金庫や警備システムを設置するコストも不要になります。また銀行は預金を企業に融資するなど、運用して収益をあげます。その結果預かったお金に利息をつけて預金者に戻していますが、その間の預かったお金は安全に保管、管理をしています。

お金の預金という運用手段を提供する役割

銀行が預金を運用する中で、収益をあげ、その結果預かったお金に利息をつけて預金者に資金を戻します。これは預金者に対して、預金というお金の運用手段を提供していいることと言えます。

資金調達や決済で社会インフラの中心に

お金を貸し出す機能

銀行に預けられた預金は、お金を必要とする個人や企業、国地方公共団体に貸し出されます。お金を借りた個人企業などは銀行に対して利息を支払います。

銀行は、個人企業などの重要な資金調達機能を担っているといえます。

お金を決済する機能

銀行は、振込み、手形小切手、電子記録債権による決済や、公共料金、クレジットカードの利用代金などの口座振替自動引き落としを行っています。

この機能により、預金者は支払いや受け取りに伴う時間や労力、現金の運搬に伴う盗難の危険を回避することができ、また遠隔地であってもすみやかに資金の受け渡しができます。

銀行は、支払い決済手段を提供することによって、経済活動を効率化ししています。

以上が引用でした。

これらの当たり前だが、銀行としての業務を行う為にフィンテックを進めていく。

そういう意欲が垣間見える。

これからの三菱UFJ銀行の動きは注目だ。

どう動くかで銀行の未来は見えてくる。

そんな気がする。

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